スロバキアとハンガリーの両政府はウクライナを経由したロシア産原油の輸入が再開できない場合は、ウクライナへの電力供給を停止すると警告しました。

ウクライナの電力不足の深刻化が懸念されます。

欧米メディアによりますと、2026年1月、ロシア産原油をヨーロッパに輸送していた「ドルジバ・パイプライン」のウクライナ国内を通っている区間がロシア軍の攻撃を受けて損壊、供給が停止していました。

輸送は再開されておらず、スロバキアのフィツォ首相とハンガリーのオルバン首相は、復旧の遅れはウクライナ側に責任があると主張しています。

ロシアに融和的なスロバキアのフィツォ首相は21日、自身のSNSでウクライナがロシア産原油の輸送を再開しない場合、ウクライナへの電力供給を23日に停止すると発表しました。

一方、ウクライナ外務省は21日、声明で「ハンガリー政府とスロバキア政府の最後通告と脅迫を拒否する」と強く非難しました。

ハンガリーはウクライナの重要な電力供給国でウクライナのメディアなどによりますと今年2月には輸入電力の50%を占め、スロバキアは18%を占める見込みで両国からの供給が止まればウクライナの電力不足は深刻化する恐れがあります。

フジテレビ
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国際取材部
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