長野県内の山中でバックカントリー滑走中の遭難が相次いでいる。1月はこれまでに8件発生し、2人が死亡、1人が行方不明となっている。県と県警が、1月23日、野沢温泉村でスキー客に装備の確認など注意を呼びかけた。
外国人の遭難相次ぐ 2人死亡
呼びかけ:
「きょう、バックカントリースキーに行きますか?」
スキー客:
「行かないです」
呼びかけ:
「ゲレンデだけですか?」
スキー客:
「そうです」
1月23日朝、野沢温泉スキー場で行われたのは、スキー場の管理区域外、いわゆるバックカントリーなど冬山での遭難防止のための啓発活動。
県と県警の職員がスキー客に、装備の確認や登山計画書の提出など注意点が書かれたチラシを見せながら説明した。
1月の県内のバックカントリーでの遭難件数は8件11人で、2人が死亡、1人が行方不明となっている。 遭難者11人のうち10人が外国人だという。(1月27日時点)
雪崩、岩にぶつかり、道迷い…
(県警公式YouTubeチャンネル)
「ここにいる?もう出てる?」
「もう出るね、あとどこ出ればいい?」
こちらは、県警が公式ユーチューブで公開している過去のバックカントリーでの遭難救助の様子。
雪崩に巻き込まれた女性やー。
(県警公式YouTubeチャンネル)
「転んじゃったってこと??」
「岩に当たって」
雪に隠れた岩にぶつかり、けがをした男性も。
バックカントリーは、整備されていない場所を滑るため、雪崩に遭遇するリスクが高く、迷って居場所が分からなくなるケースも多くある。
救助費用が発生する場合も
県と県警は、装備を徹底し、天候のこまめな確認をするよう呼びかけている。
県山岳高原観光課・八代陽子さん:
「この積雪で雪崩の恐れもある。情報を見ながら必要な装備を持ち、登山計画書を出して安全に滑ってほしい」
県警は、スキー場の管理区域外の滑走中にアクシデントがあり、救助要請した場合、全て山岳遭難となり、救助活動は遭対協など民間の救助隊にも出動要請することから、救助費用が発生する場合もあるとしている。
