東京都は、都内の路上生活者が過去最少の557人だったとの調査結果を公表しました。
東京都が今年8月に都内の道路や公園、河川敷で路上生活者の人数を調査したところ、区市町村に360人、多摩川や荒川など国が管理する川の河川敷に197人、合わせて557人だったということです。
調査方法は、施設管理者などによる目視の調査で、テントや段ボールなどの中の確認は行っていません。
2002年以降の調査で過去最少となっていて、路上生活者がもっとも多かった2004年8月の6731人と比べて10分の1まで減少しています。
都は、これまで23区と共同で路上生活者の一時保護から就労による自立までを支援する路上生活者対策事業を実施しています。