7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は人工知能(AI)関連株の高値警戒感がくすぶる中、反発し、前日比74ドル80セント高の4万6987ドル10セントで取引を終えた。
AI成長拡大見通しで急伸したハイテク株の割高感が引き続き意識され、IBMなどの売りが先行。
AI投資の過熱感や人員削減の動きも相まって、ダウの下げ幅は一時400ドルを超えた。
一方、アメリカ政府機関の一部閉鎖をめぐり、野党民主党は、年末に失効する医療保険制度(オバマケア)への補助を1年延長することをつなぎ予算案に盛り込むことを提案した。
対立の解消につながる可能性があると好感され、買い注文が優勢だった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、49.45ポイント安の2万3004.54だった。