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ご飯が余っても冷凍するのは待って!冷やご飯だからできる「崩壊しにくい焼きおむすび」と「パラパラチャーハン」|FNNプライムオンライン
解決!気になる「食のギモン」

ご飯が余っても冷凍するのは待って!冷やご飯だからできる「崩壊しにくい焼きおむすび」と「パラパラチャーハン」

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お米がもっとおいしくなるコラム

私たちがほとんど毎日食べているお米。けれど、生活の中に当たり前にあるものだからこそ、実は知らないことも多いもの。おいしい炊き方や上手な保存方法など、知っているようで知らない話を、お米に魅了されて新聞記者から米農家に転身し、現在は「お米ライター」として活躍する柏木智帆さんが綴る。

炊いたごはんが食べきれない。そんなとき、ご飯を密閉して冷凍して、食べるときに電子レンジで温めるという人が多いのではないでしょうか。

今回は、そうした王道ではない、余ったご飯の楽しみ方をお伝えします。

でんぷんの特性って?

なぜご飯は「硬い生米の状態」から「おいしく食べられる状態」に変わるのでしょうか。

生米は消化しにくい「生でんぷん(ベータでんぷん)」ですが、ここに水を加えて加熱すると、でんぷんが糊状になって消化しやすい「糊化でんぷん(アルファでんぷん)」になります。つまり、ご飯です。

このご飯を冷やしたり乾燥させたりすると、でんぷんが老化して「生でんぷん」に戻ります。

市販のアルファ化米(筆者撮影)
市販のアルファ化米(筆者撮影)
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たとえば、災害備蓄用の「アルファ化米」は、ご飯を乾燥させて「生でんぷん」にした状態になっています。ここに湯や水を注ぐだけで食べられるのは、「生でんぷん」に水と熱を加えることで、再び「糊化でんぷん」(ご飯)に戻るからです。

パックごはん(包装米飯)もアルファ化米と同じ原理です。こちらはアルファ化米に比べて水分量が多い状態になっていて、電子レンジか湯煎による加熱で「糊化でんぷん」(ご飯)に戻すことができます。

こうしたでんぷん特性を利用すると、余ったごはんを冷凍以外の方法でも楽しむことができるのです。

崩壊しにくい焼きおむすび

たとえば、「崩壊しにくい焼きおむすび」。

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柏木智帆
柏木智帆

米・食味鑑定士/ごはんソムリエ/お米ライター。大学卒業後、2005年神奈川新聞社に入社、編集局報道部に配属。新聞記者として様々な取材活動を行うなかで、稲作を取り巻く現状や日本文化の根っこである「お米」について興味を持ち始める。農業の経験がない立場で記事を書くことに疑問を抱くようになり、農業の現場に立つ人間になりたいと就農を決意、8年間勤めた新聞社を退職。無農薬・無肥料での稲作に取り組むと同時に、キッチンカーでおむすびの販売やケータリング事業も運営。2014年秋より都内に拠点を移し、お米ライターとして活動を開始。2017年に取材で知り合った米農家の男性と結婚し、福島県へ移住。夫と娘と共に田んぼに触れる生活を送りながら、お米の消費アップをライフワークに、様々なメディアでお米の魅力を伝えている。また、米食を通した食育にも目を向けている。2021年から「おむすび権米衛」のアドバイザーに就任。
著書に『知れば知るほどおもしろいお米のはなし』(三笠書房)、『お米がもっと好きになる。炊き方、食べ方、選び方』(技術評論社)がある。

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