服の数を減らして「衣替え」もラクに!
「使わない服にスペースを取るのはもったいない」と巡視船勤務で学んだはずなのに、陸上勤務になってからは、服を置くスペースが増えたという油断もあり、毎週のように服を買っていたため、衣装ケース10個分も服を持っていた時期がありました。
この時期は、元々片付けが苦手だったこともあり、衣替えが終わらないまま次の季節を迎えることも。このような状態で、仕事と家事と子育てがうまく回せるはずもなく、「どうしたらいいのか?」と、悩んだ時に思い出したのが、巡視船時代に服を減らしたことでした。

片付け下手の私は、たくさんの服を神業のような高度なテクニックで収納するよりも、巡視船で働いていた頃のように、「着て、洗って、また使う」方が向いていると思い、手持ちの服の8割を処分。巡視船で働いていた頃ほど、ストイックに服の数を減らす必要はないし、普段のオシャレも楽しみたいので、服は衣装ケース2つ(今の季節に着る服1ケース、シーズンオフの服1ケース)におさまる量にしています。
子供服はセールで「来年用」を安く買う
海上保安庁は予算が少ないと言いましたが、陸上勤務になってからは、仕事で使うペンの購入も1本単位での熟慮が必要でした。この時に鍛えられた「限られた予算をどう使えば、必要なモノを揃えられるのか」という、やりくりのノウハウが「衣替え」をする時にも活かされています。

季節ごとに定価で服を買っていると家計が苦しくなるので、子供服は夏の終わりのセールで来年用に少し大きめの服を購入。今年は、7歳の息子用に70%オフになったTシャツを3枚ゲットしました。
わが家の息子は身長に比べて腰回りが細くて、1年後にぴったり合うズボンを予想するのが難しく「去年買っておいたけど、ウエストが大きすぎて使えない!」と、何度も失敗したので、来年用に買うのは確実に着られる「Tシャツだけ」にしています。