北アルプス槍ヶ岳の北鎌尾根(標高約2800メートル)で男性の遺体を発見しました。警察が身元の確認を進めています。
警察によりますと、22日午前11時前、遭難者を捜索中、長野県警ヘリが、斜面に倒れている男性の遺体を発見しました。
現場の状況から男性は稜線から約150メートル滑落したとみられるということです。
北アルプスの槍・穂高連峰に入山した香川県高松市の公務員の33歳男性が行方不明になっていて、警察は、熟達者向けの北鎌尾根などで遭難した可能性があるとみて、県警ヘリなどで捜索していました。
警察は、遺体はこの男性の可能性があるとして、身元の確認を進めています。