JICA・国際協力機構は、世界各国の公的機関から派遣されている留学生に、福井県内の宇宙分野における研究内容を学んでもらおうと17日、福井工業大学あわらキャンパスで研修を行いました。
研修にはベトナムやタイなど5カ国合わせて8人の留学生が参加し、キャンパス内に設置された衛星との交信に使うパラボラアンテナなどを見学しました。
宇宙開発の分野では国際競争が激しくなっていて、各国の政府との連携が必要となっています。
今回、研修に参加したのは、将来それぞれの国で宇宙分野をリードするエリートたちで、JICAは今のうちから国際的な人材ネットワークを築くのが狙いです。JICAの安藤亥二郎さんは「将来的に福井県と海外が連携できることを期待している」と話しています。
