長崎市で13日、橋の上で大型トレーラーが乗用車に追突し、中央分離帯を越えて欄干に衝突した。トレーラーは、運転席が宙づり状態となった。運転手の姿はなく、約1時間半後に近くの海で見つかったが、その後死亡が確認された。乗用車の20代男性は、命に別条なかった。

トレーラーが歩道を乗り越え…橋の欄干に突っ込む

3連休初日の13日、高さ65mの橋の上で、今にも落ちそうになっているトレーラーをカメラが捉えた。

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現場は、長崎市の観光名所で、港のシンボル「女神大橋」だ。13日午前3時頃、トレーラーが歩道を乗り越え、欄干に突っ込む事故があった。

運転席部分は激しくつぶれ、橋からはみ出して、宙づりの状態になっている。そばには、大破した乗用車があった。

欄干に突っ込むトレーラーのイメージ
欄干に突っ込むトレーラーのイメージ

警察によると、走行中の大型トレーラーが、前を走っていた乗用車に追突し、はずみで中央分離帯を乗り越え、反対側の欄干に突っ込み、停止したとみられる。

乗用車に乗っていた20代の男性は、命に別条はなかった。

事故の影響で女神大橋が一時通行止めに

ところが、トレーラーに運転手の姿はなかった。

事故発生から約1時間半後、男性が近くの海で浮いているのが見つかり、その後死亡が確認された。

警察は、男性がトレーラーを運転していたとみて調べている。

この事故の影響で、女神大橋が一時通行止めになったが、14日午前7時に通行止めが解除された。

(「イット!」9月15日放送より)

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