11日午後2時50分過ぎ、東京都に記録的短時間大雨情報が発表されました。

レーダーによる解析で世田谷区付近で1時間におよそ100ミリの記録的な大雨になっています。

また目黒区緑が丘では1時間に113ミリの記録的な大雨になっています。

また、神奈川県にも、記録的短時間大雨情報が発表されました。レーダーによる解析で川崎市宮前区付近で1時間におよそ100ミリの記録的な大雨になっています。

記録的短時間大雨情報は、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測や解析したときに発表されます。

この情報が発表された時は、お住まいの地域で、土砂災害や浸水害、中小河川の洪水の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

市町村からの避難情報を確認してください。

雨の中で避難する時の注意点をお伝えします。

避難する際は、道路の冠水に注意してください。

冠水した水の中には流されてきたものやマンホールの蓋が開いていることもあります。

遠回りになっても、可能でしたら冠水している道路を避けて、避難してください。

やむを得ず冠水している道路を歩く場合はできるだけ複数人で行動し、傘などの棒を使って、足下を確認しながら慎重に避難してください。

車で避難する場合はアンダーパスなど水がたまりやすい場所や、川の近くなどに注意してください。

すでに建物の浸水が始まるなど外に出られない状況になっていた場合や、夜間で外への避難が危険な場合は、現在いる建物の中でより安全な場所に移る垂直避難をしてください。

戸建て住宅に住んでいる人は2階以上に、アパートなど集合住宅に住んでいる人は1番上の階に避難してください。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。