夢の舞台を大きな目標に掲げ、着実にトップアスリートへと成長を遂げてきた。
「常にチャレンジャーでいたい。自分がどの立ち位置にいようと今シーズンからみんなが同じスタート地点から一斉に頑張るようになる。そこから自分がどれだけ伸びるかがカギになってくる」

千葉は今季初戦の国際大会「チャレンジャーシリーズ木下杯」では坂本を破り優勝。それでもブレることなくストイックに競技と向き合い五輪へと突き進む。
4年に一度のチャンスを虎視眈々(たんたん)と狙う選手はほかにも。

大技トリプルアクセルを携え勝負を懸ける、渡辺倫果(22)、吉田陽菜(20)。今季シニアデビューの中井亜美(16)も着々と力をつけている。
さらに、こだわり続ける4回転トゥループが武器の住吉りをん(23)ら、加速する女子の熱き戦いに目が離せない。
激しい代表争いも予想される男子
一方男子も、激しい代表争いが予想される。
去年全日本初優勝を果たし、日本のエースへと名乗りを上げたのが鍵山優真(22)。