富山市の中学2年生が、モデルとしての夢を追い続け、大きな舞台への切符を手にした。「TOKYO GIRLS COLLECTION」出場という目標を掲げ、日々練習を重ねてきたKannaさんの挑戦の軌跡を追った。

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富山から全国の舞台へ

モデルになることを夢見る中学2年生のKannaさん。富山市に住む4人兄弟の長女だ。彼女はいま、ファッション界の一大イベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」への出場資格などが得られるオーディションに挑戦していた。

「ステージに立っていたモデルさんがかっこいいなと思って目指した。地元のショーに出た時に、耳の不自由な方に『勇気をもらった』と言ってもらえて、さらにモデルになりたいと思った」とKannaさんは語る。

彼女にとって今回のオーディションには特別な思いがある。「小さい頃に『TGC TOYAMA』や『東宝シンデレラ』のオーディションを受けたが両方2次審査で落ちてしまって、今回はそのリベンジで受けた」と話す。

日々の努力と家族のサポート

Kannaさんはこの時、このオーディションの一般審査を突破しファイナリストと呼ばれる最終段階まで進んでいた。モデルになるための扉を開ける重要な時期だ。

学校生活と両立しながら、毎日の練習を欠かさない。表情、姿勢、歩き方—何度も繰り返し、自分と向き合う姿勢が見られる。

そんなKannaさんをそばで支えるのは、母親の理乃さん。「日常生活で体は歪むので、その土台となる骨盤を整えて姿勢を整えている。よくないところに脂肪がつかないように意識して、親としてできることをしている。モデルを目指しているので、傾いていたりすると洋服が美しく見えなくなる」と、骨盤や背骨を矯正するカイロプラクターとしての知識を活かしながらサポートしている。

Kannaさんのモデルノートには努力の跡がびっしりと残されていた。「父にオーディション受かったときの感想など残しておいた方が良いと言われて詳しく書いている」と話す彼女の姿からは、家族全体の支援が感じられる。

決戦の舞台

2月1日、東京で開かれた最終のドラフト会議。全国からモデルになることを夢見る30人近くが集まった。

審査は本番のランウェイと同じように行われ、ウォーキングやルックスなどの総合的に評価される。Kannaさんは直前まで表情や姿勢、歩き方を何度も繰り返し、動きを整えていった。

審査員は全員が大手プロダクションの関係者で、プロ野球のドラフト制度と同じく、指名したモデルと専属契約を結ぶことができる仕組みだ。

そして迎えた本番。Kannaさんの順番が来た時、緊張感が高まる中、彼女は堂々としたウォーキングを披露した。

夢への大きな一歩

結果は見事、ドラフト2巡目での指名獲得。さらに特別賞を受賞し、晴れて「TOKYO GIRLS COLLECTION」への出場資格も獲得した。

富山からモデルの世界へ—この春、中学2年生のKannaさんは大きな一歩を踏み出す。中学生でありながら、大舞台で堂々としたランウェイを披露した彼女の姿は多くの人に感銘を与えたことだろう。

3月には夢の舞台「TOKYO GIRLS COLLECTION」でのランウェイが控えている。富山から世界へ羽ばたく若きモデルの今後の活躍に期待が高まる。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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