いよいよ迎えるオリンピックシーズン。
昨シーズン、ミラノ・コルティナ五輪の出場枠を懸けた世界選手権では、日本勢が男女シングル最大3枠、ペアは1枠獲得と大健闘した。
そして、五輪代表を決める全日本選手権が12月、東京・代々木体育館で行われる。
その舞台に向けた地方ブロック大会もスタートする。
さまざまな思いを胸にシーズンへと臨む選手たち。9月12日から14日にかけてイタリアで行われたロンバルディア杯から早くも熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられた。
現世界王者も参戦!ロンバルディア杯
2026年の冬季五輪が行われるイタリア・ミラノのフィギュアスケート会場から車で約40分の場所にある、ベルガモで行われたのが、チャレンジャーシリーズ・ロンバルディアトロフィー。
国際スケート連盟が主催する大会で、海外からも多くのトップ選手たちが集結した。

中でも、アメリカ代表のイリア・マリニンとアリサ・リュウの現世界王者も初戦として出場するなど、注目が集まった。
日本からは、男子シングルの鍵山優真・佐藤駿・三浦佳生、女子シングルは、住吉りをん・松生理乃・中井亜美が出場。
初戦から世界最高峰の戦いに
男子シングルでは、世界最高峰の戦いがシーズン序盤から繰り広げられた。