山形・長井市の長井ダムでは、周辺の山々が色づき、紅葉が見頃を迎えている。運が良ければ、貴重なコラボレーションを楽しむこともできるかもしれない。
今しか見られない季節の絶景
高さ125.5メートルと、県内一の高さを誇る長井ダム。
長井ダムのダム湖は「ながい百秋湖」と呼ばれ、その周りを囲む山々の紅葉がまさにいま、見頃を迎えている。2024年は2023年より10日ほど遅く、先週末から色づき始めた山々。
百秋湖を一望できる展望台まで移動すると、湖と山々の紅葉、奥には竜神大橋も一緒に眺めることができる。
大パノラマで自然の美しさを間近に感じることができるスポットだ。
晴れ間がのぞいたのはほんの少しの時間帯で、曇り空が広がり冬を感じる寒さとなった8日午前中の長井ダム周辺。色づいた山々の間からは、雪化粧した山が顔をのぞかせていた。
また、取材中には紅葉する山々に虹がかかっている様子も見ることができた。
訪れた人は、「初めて。紅葉を見に来て、雪のある山も一緒に見られるなんて最高」「きれい。良い、水と木と紅葉と」「いろんな色が混ざっている。特に百秋湖は(三淵渓谷の方で)ボートも乗れるので、乗るとまたきれいなところがある。毎年来ているがいつもきれい」と、美しい季節の風景を堪能していた。
長井ダム管理支所によると、これから寒さが増してくると紅葉の赤が濃くなった様子が見られるかもしれないという。
長井ダムの紅葉は、あと1週間ほど楽しめそうだ。
(さくらんぼテレビ)
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