2024年は4年に一度のうるう年で、2月29日は語呂合わせで「ニンニクの日」。フラワー長井線ではニンニクの日にちなんだユニークなイベント「ニンニク列車ツアー」が開かれた。
ニンニク農家のアイデアから誕生
「ニンニク列車ツアー」は、山形・長井市のニンニク農家・多田野啓さんが、ニンニクの消費拡大につなげようと初めて企画した。
この記事の画像(11枚)フラワー長井線の長井駅から赤湯駅まで、往復約1時間半。行きの車内では乗客が長井特産の馬肉にニンニクを薬味として添えて味わったほか、ニンニクに関するクイズ大会も行われ大いに盛り上がった。
一方、帰りの車内では、上山市の料理店で西洋料理長として腕を振るう鈴木信也さんによる特別なコース料理が提供された。
ツアーに参加した人からは「4年に一度じゃもったいない。毎年やってもらえれば」と喜びの声が聞かれた。
また、ニンニクのニオイについて気になるか尋ねてみると…。
山形市から:
きょうはニンニクの日ということで、覚悟していっぱい食べるぞと思ってきた。満喫しています
ニンニク農家・多田野啓さん:
こんな大勢の方に来てもらえてありがたい。感謝しかない。もっと楽しめる形でフラワー長井線でイベントをやりたい
ニンニク農家のアイデアから生まれたユニークなイベント列車。全国的にも珍しい企画に参加した人たちは、おなかも心も満たされる大満足の一日となった。
(さくらんぼテレビ)
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