2023年9月、名古屋市瑞穂区にオープンしたラーメン店は、シジミを使ったスープが濃厚な味わいで後味もすっきりしていると、お客さんから好評です。
鳥取県出身の店長が地元のシジミ問屋と組んで開発
名古屋市瑞穂区の「宍道湖(しんじこ)しじみ中華蕎麦 尊~mikoto~」は、2023年9月8日にオープンしたばかりのラーメン店です。

男性客:
さっぱりしてるのかなと思ったら、意外と濃厚な感じもあって
透き通ったスープに使われている食材は「シジミ」。島根県の宍道湖で水揚げされたヤマトシジミのみが使われています。

シジミを弱火で煮立たせたスープは、白く濁るほどうまみを抽出し、このスープに塩だれや白バイ貝の貝油で味をつけます。
麺はあっさりしたスープに良く絡む細ストレート麺。国産小麦のみをブレンドし、店内の製麺機で作りたてのものを使って、つくねやメンマ、チャーシューなどをトッピングすれば完成です。

女性客:
すごいあっさりしているので、女性でも食べやすいような感じで。でもシジミの味がしっかりして、コクがある感じです
女性客:
最初にしじみの香りがきて、さっぱりして美味しいです
男性客:
スープも上品!美味しい、美味しいよ
シジミの濃厚な味わいがしっかりきますがも、後味はすっきりで上品です。
店には替玉ならぬ「和え玉」というものがあります。

麺に白バイ貝やガーリックバターソースなどを絡めたもので、そのままでもOKですが、しじみスープに入れて食べるとより濃厚な味わいになります。
また、シジミスープを煮たててとろみをつけた濃厚なつけ麺もおすすめです。

店長:
僕が鳥取県の境港の生まれで、シジミ問屋が30年来の友達なので、そこから地元の色んな食材をラーメンに変換して色々展開したいなと思って
店長の上田さんは、宍道湖のシジミ問屋と組んで新鮮なシジミでラーメンを作りました。
宍道湖で水揚げされる「ヤマトシジミ」は、淡水と海水が混ざり合う絶好の環境で育ち、ビタミンやミネラルなど栄養素の高さと濃厚な旨味が特徴。
ラーメンとの相性も抜群だということです。
(東海テレビ)