FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 日本対アルゼンチン(9月17日 東京・国立代々木競技場 第一体育館)

16日の開幕初戦でペルー(世界ランキング29位)に快勝した女子日本代表(同8位)は、南米のアルゼンチン(同19位)と対戦。

来夏のパリ五輪出場権獲得へ連勝で勢いに乗りたい日本は、ポイントゲッターの井上愛里沙(28)のスパイクを皮切りに3連続得点を奪うと、その後も井上が強烈なスパイクを相手コートに叩き込む活躍で、平均身長で約5cm上回るアルゼンチンの高いブロックを圧倒。第1セットを25対18で先取した。

続く第2セット。日本はアルゼンチンに第2セットの初ポイントを許すも、山田二千華(23)らが得点を重ね徐々にリードを広げていく。中盤にはキャプテンでエースの古賀紗理那が強烈なスパイクでこの試合初得点を挙げると、これでリズムに乗った日本は試合の主導権を握り続けていく。

終盤には林琴奈(23)のブロックでアルゼンチンの高さのある攻撃を止めた日本が25対18で第2セットを連取した。

2セットを連取した眞鍋ジャパンだが、第3セットは苦しい展開に。中盤にアルゼンチンの高さのある攻撃でこの試合初めてリードを許してしまう。

それでも宮部藍梨(25)や井上愛里沙(28)らの強烈なスパイクでアルゼンチンを振り切った日本がセットカウント3-0(25-18、25-18、25―23)で開幕2連勝。来夏のパリ五輪出場権獲得へ弾みをつけた。