消息不明のあの人物が沈黙を破った。
プリゴジン氏：
そう遠くないうちに我々が勝利を収める姿が見られるよ。戦場の最前線でね。
ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ・プリゴジン氏。
軍への反乱を起こした後、いまだに行方が分かっていないが、SNS上に40秒間の音声を公開した。
プリゴジン氏：
我々の正義の行進の目的は、裏切り者と戦うこと、社会を引き締めることだった。おおむね成功したと思うね。
ワグネルは既に、ロシアの隣国ベラルーシで訓練を始めている。
首都ミンスク近郊にある軍事基地には、つい最近、複数の建物が作られていて、ワグネルのキャンプになるともささやかれている。
一方でプリゴジン氏の“天敵”である、ロシアのショイグ国防相も口を開き、ワグネルの反乱に初めて言及した。
ショイグ国防相：
反乱は失敗に終わった。ワグネルの挑発行為は、軍に何の影響も与えなかった。
内輪もめが続いている間にも、ウクライナへの攻撃は行われている。
ウクライナ北東部の町・スムイをロシアが攻撃。集合住宅に砲弾が直撃し2人が死亡、19人がけがをしている。
（「イット！」 7月4日放送より）
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら（12枚）
