2月1日、プロ野球の各チームがキャンプに入った。最下位からの巻き返しを目指す中日ドラゴンズの立浪監督は「大きく変わる」と宣言した。

沖縄出身の仲地投手は既に実戦モード「地元に帰った感覚ない」

最高気温22度、練習にうってつけの気候の中、ドラゴンズの沖縄キャンプが始まった。Agreスタジアム北谷には、新選手会長の柳投手をはじめとする選手たちが、胸の番号を赤くした新しいデザインのユニホームに身を包んで勢ぞろい。

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勝負の2年目を迎える立浪監督が、ファンへ決意を語った。

立浪和義監督:
今年(2023年)は大きく変わる年だと思っております。必ず結果を出して皆さんに良い報告ができるように、頑張っていきたいと思っております

最下位からの巻き返しに向けて、新戦力に期待がかかる。

早速ブルペンに入ったのは、楽天イーグルスからトレードで入団したベテラン・涌井秀章投手で、ドラゴンズのユニホーム姿を初披露した。

フォームを確認しながら17球、丁寧に投げ込みを行った。

涌井秀章投手:
初日ということで、どんな感じかなという確認で(ブルペンに)入りました

自身のユニホーム姿について尋ねると…。

涌井秀章投手:
(他の選手に)まずは似合うかどうか聞いて、「似合いませんよ」なんて言えるわけないじゃないですか。柳くらいですかね、「やっぱりちょっと違和感ありますね」って

野手の新戦力はメジャー通算41発のアキーノ選手。

柵越えこそなかったが、49スイング中ヒット性の打球が15本と、鋭い当たりを放っていた。

ルーキーでは、ドラフト2位の村松開人選手と6位の田中幹也選手の内野手2人が、ノックで軽快な動きを披露。

立浪監督自らがアドバイスを送る場面もあり、阿部選手・京田選手が抜けた二遊間に若竜の活躍が期待される。

二軍キャンプ地では、ドラフト1位・沖縄大学の仲地礼亜投手がブルペン入りした。

読谷村の出身ということもあり、のぼり旗で写真を撮るファンの姿も見られた。

仲地礼亜​投手:
キャンプに来たという気持ちで来たので、地元に帰って来た感覚はあまりなかったですね。ユニホームを着てやるので気が引き締まりました

今シーズン先発に転向する根尾昂投手も、変化球を交えながら力強い投球を披露した。

立浪監督は、厳しいチーム内の競争となるキャンプを通じて、選手の成長に期待を寄せている。

立浪和義監督:
2年目が今日からスタートするんですけども、とにかくこのキャンプでしっかりと選手は自覚を持って1カ月追い込んで、シーズンに自信を持って戦えるような、そういう1カ月にしたいと思っております

(東海テレビ)

東海テレビ
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