島根・松江市の洋菓子店に、お得でおいしく、さらに環境にも優しいガチャが登場した。

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松江市の洋菓子店「クロード」。
ショーウィンドーには、今が旬のシャインマスカットにモモのケーキ、完熟マンゴーのプリンなど、20種類以上のケーキが並んでいる。

「家が近くてよく来ています」「米子から来たんですけど、義理の父が松江サブレが美味しいと言っていたので誕生日に」と、客からも評判だ。平日でも、一日50万円以上売り上げる日もある人気店だが、ある悩みがあるという。

クロード・佐川達也さん:
残ったケーキを廃棄せざる得なかったが、まだまだ美味しく召し上がれるケーキだから、ちょっとでも食品ロスをなくしたい

売っているかは運次第…生ケーキガチャ

これまでは廃棄処分となっていた、売れ残った生ケーキ。そこで店が思いついたのが、ガチャガチャだ。その仕組みとは?

嶋村采音アナウンサー:
生ケーキガチャということで、私も挑戦してみます

自動販売機に500円を投入。すると…

嶋村采音アナウンサー:
どんどんあがっていきます。ケーキがゆっくりと落ちてきました。こちら出てきました、開けてみます。お、壊れてない。ケーキが2つ入っていて、お得です

パックの中には2個の生ケーキが入っている。

クロード・佐川達也さん:
800円から1000円ぐらいの商品が入っている。ガチャは500円ですけど

ガチャで販売するのは、売れ残ったものや、形が崩れてしまったケーキ。

クロードの店員:
中身が見えないようラッピングしています。これを自動販売機に入れていきます

この店では新型コロナ感染防止のため、非接触の利点を最大限にいかせる自動販売機を2022年2月に導入。スポンジ、果物、ジャムなどをバランスよく詰め込んだ1番人気のスイーツ缶は5カ月で1万個以上が売れ、約800万円の売上だった。

そこで第2弾としてガチャを思いついたという。

生ケーキのガチャは、閉店後の午後6時半から販売開始。どんな商品が入っているのかは、買ってみないとわからない。さらに、商品が売れ残らないと販売がないため、生ケーキガチャがあればラッキー、というワクワク感も人気の秘密だ。

さらに、こんな利点もあったという。

クロード・佐川達也さん:
働き方改革ということで、お店を早く閉めることになって。18時以降にもケーキを買っていただきやすいように

働き方改革で閉店時間を1時間短縮したが、自動販売機を設置したことで、売上は順調だという。コロナ禍で生まれたアイディアで、食品ロスになっていた生ケーキを、安く楽しく販売する。

(TSKさんいん中央テレビ)