3年ぶりに行動規制のない、今回のゴールデンウィーク。
めざまし8は、海外で過ごす人たちを取材しました。
すると、予想を超えた円安の影響や、感染対策の違いに戸惑う様子が見えてきました。

GW続々海外へ!国際線予約約5倍増加

青い海、白い砂、常夏の島、ハワイ。
ワイキキビーチには多くの観光客の姿が。

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一時はコロナの影響で、観光客の姿がほとんど消えたハワイには今、日本人を含めた多くの観光客が訪れ、本来の景色が戻ってきました。
29日から日本は、最大10連休、3年ぶりに、“行動制限のない”ゴールデンウィークに突入。

連休中の国際線の予約は去年と比べ全日空で5.6倍、日本航空で4.2倍となっています。
そして28日、羽田空港の国際線ロビーには、たくさんの荷物を持って旅立つ家族連れの姿が。どこにいくのか、聞いてみると、常夏の楽園、ハワイ。

予約数が去年と比べておよそ9倍となっているJALグループの便で、28日、ハワイに出発した人は600人以上。
羽田出発便では、新型コロナの感染拡大後、初めて1つの便の乗客が200人を超えました。
まさに、ハワイへの出国ラッシュ。そんな中、めざまし8が成田空港で出会ったのは、これまで12回も行っているという、ハワイ大ベテランの永田さん夫婦。

永田さん夫婦:
毎年行っていたから、2020年、2021年ってコロナでいけなかったでしょ?
我慢していたので…
成田出れば、もう日本離れれば、のびのびして仕事のこと、全く忘れる。
空港から即レンタカーをお借りしているので、コンドミニアムに泊まるんです!

出発前からテンション上がりっぱなしです。
そして、もう一組。こちらも、ハワイには何度も行っているという岩出さん一家。

岩田さん一家:
毎年行っていたんですけど、ここ3年間行けなくて。

めざまし8は、ハワイに向かったこの2組のご家族を取材。
すると、コロナ前とは違う、“大きな変化”が見えてきました。

待ちに待った3年ぶりのハワイで1日目を過ごした永田さん。
ハワイを満喫しているようですが、コロナ前と比べ、変わったことがあるといいます。

ハワイに出国日本人に衝撃「物価高い!」「日本語対応スタッフが…」

永田さん:
レンタカー代がとても高かったです。
レンタカーがびっくりする状況と、車の保険が高い。
それとパーキング料金。駐車場が高かったです。

永田さんによると、レンタカー代をはじめ、保険など様々な費用が、想像以上に値上がりしていたというのです。さらに、レンタカーを借りる際にはこんな違いが。

永田さん:
どこを見ても日本人対応の方はいなかったように私は思いました。

Q:どうしていなくなったのか?
コロナの関係で解雇されたと思いますけど。
それと日本人観光客は結局ゼロに近い状況が続いたので、そういう方たちのお役目がなくなったってことはおっしゃっていました。

現地の変化を感じていたのは、永田さんだけではありません。
これは、現地の人気カフェで岩出さんが撮影した映像。

広い店内ですが、8割ほど席が埋まっているように見えます。
別のフードコートでも食事を楽しんだ岩出さんですが。

岩出さん:
軒並み高いですね。すっごい。
ちょっと軽いの食べようかなと思って、焼きそばとラーメンを頼んだだけなのに2種類頼んで30何ドル(約4000円)でしたね。
物価あまりにも高くてビックリしちゃいます。
みんな全部上がってますんで、皆さん来るときは覚悟してこないとなかなか。だから外食あんまり行けないんじゃないかなと思うんですけど。

物価高に衝撃「カップ麺600円」

手頃な軽食ですら、軒並み高くなっているというのです。
さらにはコンビニで売られているカップ麺も。

「カワイイ・ハワイ・ツアー」森拓也代表:
前は3ドルくらいだったのに、今は、4ドル39セントになっています。
日本円にすると600円になります。

アメリカ労働統計局などによると、原油高騰などの影響でハワイの物価は上昇しているといいます。物価高騰に加え、28日、円相場は、1ドル131円台に突入。
20年ぶりの円安水準を更新し、日本人観光客にとっては、厳しい状況です。
現地でオプショナルツアーを企画している森さんはこう話します。

「カワイイ・ハワイ・ツアー」森拓也代表:
Q:ツアーの予約状況はどうか?
観光客の方がハワイに来られるので予約入るかなって思ったんですけど、予約がGW中はまだ入ってないんですよ。
広告とかもかけて、お客さん来るかなと思って期待して待っていたんですけど。

日本人観光客は戻りつつあるのに、オプショナルツアーの予約は一向に入らないというのです。

「カワイイ・ハワイ・ツアー」森拓也代表:
私の想像なんですけど、ホテル代だったり、PCR検査の料金だったり値上がりしているので、今回はハワイでホテルだったり、ワイキキとかアラモアナショッピングセンター、ホテルの周辺でのんびりされるって人が多いのかなと思いました。

物価高や円安、さらにはPCRの検査料などで出費が多くなってしまうため、現地で使うお金を極力抑える傾向にあるのでは、といいます。
一方、日本からの観光客が気になるのはハワイでの感染対策。

日本人続々「マスクなしだから楽」「不安」な日本人旅行客も

ハワイでは、3月26日から、屋内でのマスクの着用義務が撤廃されました。
メインストリートであるカラカウア通り周辺の様子を見てみると、マスクを着用しているのは、見たところ2割程度。
では、日本人観光客は、どう対応しているのでしょうか。
ハワイで日本食の店を営む、中谷さんに話を聞いてみると。

心玄 中谷翔一さん:
今はマスクを付けているお客様はほぼゼロですね。

Q:それは日本人のお客さんも含めて?
はい。やっぱり日本は付けないといけないから、「ハワイだと付けないでいいから楽だ」って言う方がほとんどです。
「日本に帰った時にマスク付けるの忘れそうで怖い」みたいな感じの方もいますね。従業員はマスク付けてますけど、お客様に関してはマスク付けてる方はほとんどいないですね。どのお店も。

しかし、そんな開放的なハワイの雰囲気の中でも感染対策に敏感な日本人は、少なくありません。

新婚夫婦:
ダイアモンドヘッドの早朝のハイキングと、パラセーリングのツアーに参加しました。

Q:パラセーリングはどうだった?
結構高くて怖かったんですけど、気持ちよかったです。

今回、新婚旅行でハワイを訪れたという夫婦。
マスクは外していませんでした。

新婚夫婦:
ハワイは結構室内とかでもマスクをしている人がいなくって、マスクで感染対策っていうのはあまり感じなかったですね。

Q:アメリカ人がマスクしてないことに不安を感じる?
そんなに自分は感じてないですけど、帰国するにあたって、PCR検査が陰性じゃないと、ということで仕方なくマスクをしているということがあります。

アメリカ入国には、ワクチンの接種証明、出発前1日以内に取得した陰性証明書、宣誓書の3点が必要。
そして、日本に帰国する際には、出国前72時間以内に受けた陰性証明が必要となります。
そのため、周囲がマスクを着用せずに楽しんでいる姿を見ても、基本的な感染対策は
怠ることができないというのです。
物価の上昇に、円安、そしてコロナ対策など、コロナ禍前の海外旅行とは大きく変わった実情がありました。

(めざまし8 4月29日放送)

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