新型コロナの1日の新規感染者数が、きのう10万人を超え過去最多となった事を受け、後藤厚生労働大臣は「高い警戒感を持って注視していく必要がある」と述べた。また後藤大臣は「医療提供体制は準備した体制を稼働させ、ワクチンや治療薬で早期治療が重要」としている。
一方、3日、全国知事会との意見交換で、保育園児のマスク着用を促すよう要請されたことについて、後藤大臣は「感染の主流は高齢者と子どもに移ってきていて、次の感染が広がる起点になりかねない」と指摘し「前向きに進めていく」と述べた。
厚生労働省は現在、窒息のリスクがあるとして、2歳未満の子どもにマスク着用を推奨しておらず、2歳以上にも一律の着用は求めていない。