記者からの新年の挨拶に対し、車窓から笑顔で会釈された愛子さま。お召しになられていた衣装は、パールのネックレスにイヤリング、ブローチ、そして帽子。

めざまし8が注目したのは、愛子さまが着用されていた帽子。その飾りに込められた思いとは?

ブルーの“リンクコーデ”

新年を迎え公開された天皇ご一家の映像には、2022年の干支にちなんだ虎の張り子を前に、天皇皇后両陛下と愛子さまが談笑されるご様子がおさめられていました。

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皇室ファッションに詳しい歴史文化研究者・青木淳子氏:
天皇陛下がブルーのネクタイ、愛子さまもブルーのお洋服です。天皇陛下のネクタイと愛子さまのお洋服の色がリンクしているのは、親子の絆の深さをイメージさせると思いますし、実際、とても仲が良いのではないかと思います。

こう話すのは、皇室ファッションに詳しい歴史文化研究者の青木淳子さん。

実は、2021年の1月に公開された映像でも、愛子さまは天皇陛下のネクタイと同じ、青色のジャケットをお召しになられていました。こうしたご様子から、青木さんは、ご家族で話し合い、愛子さまの衣装をコーディネートされているのではと推測します。

愛子さま初めてのご公務

2022年は、愛子さまにとって特別な年。

成年皇族として、初めての公務となる「新年祝賀の儀」に臨まれました。ローブ・デコルテに勲章を着け、宮殿に姿を見せられた愛子さま。両陛下とともに、三権の長などから新年の挨拶を受けられました。

新年祝賀の儀に臨まれた愛子さま

多くの国民がコロナ禍で厳しい状況にあることを踏まえ、両陛下のお気持ちから、女性皇族方はティアラの着用を控えられました。そのご様子について、フジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員は――。

フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員:
初めてのご公務ということもあり、愛子さまは少し緊張されているようにもお見受けしました。絶えず微笑まれてるようなお姿が拝見できて、見ている我々としても暖かい気持ちになりました。

新年祝賀の儀には、2021年12月29日に27歳の誕生日を迎えられた佳子さまの姿もありました。

今から7年前、初めて佳子さまが出席された時の映像を改めて見てみると…

フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員:
佳子さまの時も、ちょっと緊張されている感じはお見受けすることはありました。同じように、初めてのご公務については緊張されるのでしょうね。

帽子に“小さな花” 上皇后さまのファッションを継承?

その後、数々の公務に臨まれ、今では、落ち着いたご様子の佳子さま。愛子さまも、この先成年皇族として様々な公務を経験されることになります。初の公務を終えた愛子さまは両陛下と共に、新年のあいさつのため上皇ご夫妻がお住まいの仙洞仮御所に向かわれました。

記者からの新年の挨拶に対し、車窓から笑顔で会釈された愛子さま。

皇室ファッションに詳しい歴史文化研究者・青木淳子氏:
光沢のある長袖のお洋服にお召し替えされていました。洋服と共布の帽子、パールのネックレス、イヤリング、ブローチは、ロイヤルファッションの定番ですね。

フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員:
(新年の挨拶などで)自分のおうちではないところに訪問される場合、帽子を被られます。(愛子さまは成人となり)初めて帽子を被って外出するシチュエーションとなられました。

成年皇族となり、帽子を被り上皇さまの元へ向かわれた愛子さま。隣の雅子さまも帽子を被られています。そのデザインは似ているように見えますが、よく見ると、ひとつ大きな違いがあります。愛子さまの帽子を見ると、小さな花があしらわれています。

皇室ファッションに詳しい歴史文化研究者・青木淳子氏:
愛子さまの帽子には可愛らしいお花のモチーフが飾られており、20歳になったばかりの初々しさを感じました。愛子さまらしさを出されていると思います。

青木さんによると、帽子の飾りといえば、上皇后さまも特に気に掛けられていたといいます。

皇室ファッションに詳しい歴史文化研究者・青木淳子氏:
美智子さまが皇后時代、帽子に様々な飾りを施されており、そこには様々なメッセージを託されていたのは有名なお話です。そういう意味では、 おばあさまである美智子さまのファッションポリシーを引き継がれるかもしれませんね。

帽子の飾りに、様々なメッセージを託してこられていたという上皇后さま。
愛子さまもその思いを継いで、今の思いを帽子に託されていらっしゃるのでしょうか。

悠仁さまは水色の和服

元日、秋篠宮ご一家も上皇ご夫妻を訪ねられました。

現在中学3年生で、その進学先も注目されている悠仁さまは、水色の和服をお召しになられていました。

フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員:
前にブータンを訪問された時、ブータンの国王と会っていたんですね。その時にも羽織袴姿で訪問されています。着物を着て上皇ご夫妻にお会いになるということは悠仁さまなりの正装に近い形なのかもしれません。

秋篠宮ご一家も新年にあたって映像を公開されました。

2021年は、家族5人で新年を迎えられましたが、長女の小室眞子さんが結婚されたので2022年は4人。映像には、本を読みながら時折、笑顔を見せられる場面がありました。この時、秋篠宮さまがページをめくられていたのは、植物の本。去年結婚し、皇室を離れた眞子さんと共に訪問されたマダガスカルの植物について説明されていたといいます。

フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員:
眞子さんのことを思い出しながら話し合ったというのは、あったのかもしれないです。お一人いらっしゃらない、4方ではおうちの中でも寂しい思いをされているという話が伝わってきますので。

「支え合い困難な状況を乗り越えること願う」

天皇ご一家、秋篠宮ご一家ともに、新たな環境で迎えられた新年。

新型コロナの影響で2022年も中止となった新年の一般参賀に変わって、天皇陛下は雅子さまとともにビデオメッセージを寄せられました。

天皇陛下:
今年も、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、一般参賀で皆さんに直接お話をすることが残念ながらできません。そこで、昨年と同じようにビデオで御挨拶をしようと思います。

今回のビデオメッセージは、耳が不自由な方にも、ぜひ聞いて欲しいという両陛下の思いから字幕が付いたものも用意されました。

皇后さま:
昨年も、多くの方にとって御苦労の多い年だったのではないかと思います。また、年の暮れからの寒波で大変な思いをされている方も多いのではないでしょうか。どうぞ皆様くれぐれもお体を大切にお過ごしいただきますように。今年が、皆様にとって少しでも穏やかで、実り豊かな年となりますよう、心からお祈りしております。

天皇陛下:
この1年も新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、国の内外で多くの方が感染し、亡くなりました。亡くなられた方々に、深く哀悼の意を表しますとともに、大切な方を亡くされた多くの方々に、心からお見舞いを申し上げます。また、これまで、献身的に治療に当たってこられた医療従事者の皆さんの並々ならぬ御尽力に改めて敬意と感謝の意を表します。

天皇陛下:
この新型コロナウイルス感染症の影響により、仕事を失ったり、苦しい生活状況に陥る方も多く、心が痛みます。助けを必要としている方々のところに、多くの温かい手が差し伸べられることを願ってやみません。国民の皆さんのこれまでの御苦労もいかばかりかと思いますが、今一度、私たち皆が、これまでの経験に学び、感染症の対策のための努力を続けつつ、人と人とのつながりを一層大切にしながら、痛みを分かち合い、支え合って、この困難な状況を乗り越えていくことを心から願っています。

(「めざまし8」1月4日放送より)