霧島市の温泉施設で熊本県の5歳の男の子が行方不明になってから、6月28日で1週間が経過した。警察と消防による懸命な捜索が続けられているが、いまだ発見には至っていない。現場には毎日熊本から通い続ける両親の姿があり、母親は涙ながらに「ただただ家に連れて帰りたい」と語った。
両親が目を離した「3分ほど」の間に
6月21日午後、霧島市隼人町嘉例川にある温泉施設「かれい川の湯」を家族で訪れていた熊本県八代市の保育園児・田中嶺臣ちゃん(5歳)が、両親が目を離した3分ほどの間に行方が分からなくなった。
以来、警察と消防が合わせて50人余りの態勢でボートなどを用いた捜索を連日実施しているが、6月29日現在も嶺臣ちゃんの発見には至っていない。

近所の住民も不安を口に
地域住民にも動揺が広がっている。近所の住民は「私の孫がちょうど(嶺臣ちゃんと同じ)5歳。何とか(嶺臣ちゃんが)帰ってきてもらえないかと朝晩祈っている」と切実な思いを打ち明けた。

「騒がしかった家が静か」——母親の訴え
捜索現場には、毎日熊本から通い続ける嶺臣ちゃんの両親の姿がある。母親は鹿児島テレビの取材に対し、涙ながらに現在の心境を語った。
「毎日、朝が来るときょうは絶対見つけるという思いで来ている。嶺臣がいなくなってから騒がしかった家が静か。一日の感覚がない、ただただ家に連れて帰りたい。会いたい」
警察は30日以降も捜索を続ける予定だ。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(5枚)

