マッサージや指圧に通ってもなかなか良くならない肩こり。

その原因は体の深いところにある「インナーマッスル(深層筋)」が関係しているのかもしれない。

「慢性的な肩こりは手が縮こまって短くなっていることにあります。その短くなった手をすっきり伸ばさない限り体の不調はなくなりません」

こう話すのは運動機能評論家でアスリートゴリラ鍼灸接骨院の高林孝光院長。

いったいどういうことなのか。

高林院長の著書『1日7秒 手を伸ばしなさい』(ダイヤモンド社)でも取り上げている、肩こりの原因と自宅でできる3種類のストレッチを解説してもらった。

手が短くなる原因

自分の手の長さを気にしたことはありますか?

長時間のデスクワークで肩回りの筋肉が硬くなり、気付かぬうちに手が短くなっている人が増えています。

手が短くなると肩こりなど体の不調を感じるだけでなく、見た目にも影響します。体格に見合った手の長さは身長の有無に関わらず、その人本来の美しさを引き出す要素でもあるからです。

縮んだ手(左)と伸びた手(右)(画像はイメージ)
縮んだ手(左)と伸びた手(右)(画像はイメージ)
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手が短くなる原因は“筋肉”にあります。

同じ姿勢を長時間続けると筋肉は緊張して縮んだままの状態になります。そうすると肩の関節内にある骨と骨の間のスペースも近付きやすくなり、その結果、手は短くなり血行も悪くなり肩こりなどの不調が現れます。

(画像はイメージ)
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これを改善できるのが「手を伸ばす」習慣です。

手を伸ばしたり肩を回すと筋肉の緊張がほぐれ、肩関節の骨と骨の間に適正なスペースが生まれます。回した時の遠心力でひじや手首の関節も伸びるので手全体が本来の長さに戻ります。

また手を伸ばすと、表層の筋肉に加えて、骨に付いているインナーマッスルも引っ張られて緩むので、血流が良くなり肩の可動域も広がり痛みやこりが改善するのです。

毎日の習慣にしてほしい基本体操「7回ぐるぐる腕回し」を紹介します。