SNSなどの情報を比較して選び抜いた日焼け止めをいざ使ったところ、消しゴムのカスのようなものがポロポロ出てきてがっかりした経験はないだろうか。実はこれ、日焼け止めが原因とは限らない。詳しい原因と対策を、現役の化粧品開発者であるみついだいすけさんに解説してもらった。

そもそもカスは何なのか?

日焼け止めを塗ると、ポロポロと消しゴムのカスのようなものが出てきてしまった。そんな経験はありませんか?

実は、このカスが出てきた時点で、日焼け止めだけでなく、その前に塗ったスキンケア製品までも効果がダウンしてしまっています。どうすればこのカスを防ぐことができるのでしょうか。

そもそも、このカスの原因は化粧品に含まれる「ポリマー」です。

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一般的に最もよく使われるポリマーは「カルボマー」という名の成分で、化粧品成分をチェックする人なら多くが一度は目にしたことがあるでしょう。

ポリマーとは、乳液やクリームなどのスキンケア製品にとろみを出す成分で、ジェルタイプなど一部の日焼け止めにも含まれています。ひも状の成分であるポリマーは、製品に溶けて入っているときにはポリマー同士で絡み合ってとろみを出します。

しかし、このポリマーが「特定の成分」と組み合わさると、縮んでかたまりになってしまうことがあります。これがカスの正体です。

カスを引き起こす組み合わせ

カスが出る最大の原因は、成分同士の相性です。特に注意が必要な組み合わせは、次の2つです。