「ぐっすり寝てもとれない疲れは手足を長く伸ばして血液を体の隅々まで行き渡らせましょう。血液循環が良くなると疲労物質が排出され疲れが緩和されます」

こう話すのは運動機能評論家でアスリートゴリラ鍼灸接骨院の高林孝光院長。

体に溜まった老廃物を流し、自律神経を整えることが疲労回復のカギだという。

高林院長の著書『1日7秒 手を伸ばしなさい』(ダイヤモンド社)でも取り上げている、手・足・首のツボ刺激や背中の緊張をオフにする健康法を解説してもらった。

「手を伸ばす」で老廃物を流す

体の慢性的な不調の多くは突き詰めると筋肉にあります。

筋肉は縮む時に力を出し、その後は元の長さに戻ります。しかし使い過ぎや緊張状態が長く続くと縮んだまま戻りにくくなる性質があります。

この“縮んだまま”の筋肉によって血行は悪くなり、肩こりや腰痛、慢性的な疲れといった不調が現れます。

(画像はイメージ)
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そこで、筋肉を元の状態に戻す簡単な方法が「手を伸ばして回す」ことです。

手を伸ばすと、アウターマッスル(表層筋)に加えてインナーマッスル(深層筋)が伸びます。インナーマッスルは骨格に近い深部にあり、マッサージや指圧では触れることのできない筋肉です。

インナーマッスルが元の長さに戻り、圧迫されていた血管が広くなれば老廃物は流れやすくなり呼吸も活性化されます。

疲労回復と快適な睡眠を取り戻すストレッチを2つ紹介します。