日々の歩き方を工夫するだけで脳や骨を元気にできることを知っていますか?
ウォーキングは実は歩数よりも「歩き方」が大事なんです。
そのコツは「かかと」にあります。一歩一歩かかとから着地する歩き方をすれば、骨や筋肉が強くなり、脳も活性化されて集中力や記憶力の向上が期待できます。
勉強や仕事の集中力が続かない。筋トレしてもなかなか効果が現れない。そんな悩みはかかとを刺激することで改善できるかもしれません。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院の高林孝光院長の著書『しゃがめない人は不健康になる』(自由国民社)でも取り上げている、脳と骨を元気にする3つの「かかとトレーニング」を解説してもらいました。
「かかと」が大事な理由
昔に比べて子供の外遊びが減り、リモートワークの導入でオフィス通勤が減少する中、子供も大人も「歩く時間」が減っています。
歩く機会が減ると足腰の衰えだけでなく、脳の働きにも影響が出ると言われています。
歩く時、最初に地面に接触するのは「かかと」です。かかとに生じる衝撃は足の骨から脊椎を経由して全身の骨に伝わり、この負荷によって骨質がアップします。
また、かかとは全身の筋肉の出発点でもあります。筋肉はそれぞれ独立して存在しているように見えますが、実際には「筋膜」という結合組織によって全て繋がっています。
特に重要なのは、かかとから始まる「後方筋膜ライン」で、足の裏からふくらはぎ、ハムストリングス、仙骨、脊柱起立筋を経て後頭部まで連続しています。
つまり、かかとが受けた刺激は筋膜ネットワークによって瞬時に全身に伝達されます。
さらに、骨の形成や認知機能、基礎代謝や男性ホルモンなどと関係している「オステオカルシン」というホルモンの分泌も促されます。
健康の基本は「かかと」にあり。
かかとを鍛えるトレーニングを3つ紹介します。
