日本有数の観光地、神奈川・箱根町で大規模な断水が発生。
1300世帯に影響が出ています。

取材班が訪れたのは、箱根に住む男性の自宅です。
庭先にある蛇口をひねっても少しだけ流れる程度、自宅内の蛇口からも水は出ませんでした。

住民は「出ないですね、初めてですね断水は。ここまで大騒ぎしているのはない。トイレとか一番困る」と話します。

断水の影響は、1串ずつ炭火で丁寧に焼き上げるだんご店にも及んでいました。

店の人は「朝9時半ごろから断水になっている。だんごには影響ないけど、機械に水使ったり、お客さんに出す水とか影響は出ている」と話します。

箱根町によりますと、断水は10日午前9時半から、観光施設が集まる湯本地区全域で発生。
これを受け、町は正午ごろから4カ所で応急的な給水を行っています。

給水に来た男性は「朝起きたら蛇口ひねってもトイレ流しても水が流れなかった。おかしいな?あれ?という感じ。手持ちの水筒と給水袋にいただいたので、これだけあれば大丈夫かなと」と話しました。

先週末はドカ雪となった箱根。
箱根ではこの寒気の影響により、町内各所で上下水道管が凍結し、破裂による水漏れなどの被害が出たということです。
また、箱根ではここ最近、雨が少なく配水池の水量が下がっていた中で排水量が増えたことから、やむを得ず断水をするに至りました。

影響は一般家庭など1300世帯に及んでいるということです。

箱根町環境整備部 上下水道温泉課・石井啓隆さん:
やはり皆さんの生活に欠かせない水道の状況ですので、なんとか早い段階で改善したいと考えています。

町によりますと、水道は10日中に一度復旧する予定で、その後、夜中に再び断水し復旧作業にあたるといいます。

町はこの先、断水に備え、水のくみ置きなどの準備にあたるよう呼びかけています。