タックインして着る分には問題ありませんが、おそらくほとんどの人は裾を出したまま着ているはず。
最近では大きめなシルエットの服が人気なので、着丈が長いシャツの裾を外に出して着ている人も多いと思いますが、実はこれもまたハイリスク。
合わせるパンツのシルエットなどを工夫しなければ、まるで裾から脚がニョキッと伸びているようにアンバランスに見えてしまいます。
かといって、丈が短いシャツの裾を出して着ると子どもっぽく見える心配も。
普通に見せるなら「裾の先が股上の1/3から半分くらい」の位置にくるのが理想です。
シャツを出して着てもらって、長過ぎたり短過ぎたりする場合は買い直すかタックインして着てもらった方がいいでしょう。
個人的には首元が窮屈なシャツよりも着丈が長いシャツの方がまだまし。首の太さに合わせるとシャツの裾が長くなってしまう場合はタックインして着るのがお勧めです。
袖をまくる際は「カフスの半分」で
最後にシャツスタイルを“普通”にする決め手として、「袖まくり」のテクニックをお伝えします。
暖かくなってくると袖をまくって着る人も多いと思いますが、これもまたダサく見える落とし穴。
何も考えずクルクルと肘あたりまで巻き上げてしまうと、アンバランスに見えてしまうのです。
袖をまくる場合は、肘まで巻かずに腕全体の“七分丈”くらいの長さに留めるのがバランスよく見せる秘訣。
また、まくる際の“幅”も重要です。
まくりやすいからとカフス(袖口)全体をまくってしまう人も多いと思いますが、私はカフスの半分の幅でまくるのをお勧めしています。
まずカフスのボタンを外して、ちょうど真ん中の幅に折ったら、あとは等間隔でまくっていくだけ。
七分丈になるように肘の下部分までまくれば、袖口がもたつかずスマートに見せられるはずです。
誰でもすぐに真似できるのでぜひ試してみてください。
吉村祥吾(よしむら・しょうご)
2015年から雑誌、広告、カタログ、タレントのスタイリングと幅広く活躍する人気スタイリスト。とくにメンズファッションに精通し、トレンドに流されず長い期間使える服選びや、誰でもまねしやすい着こなし方を提案している。
