東京都の小池都知事は、FNNの単独インタビューに応じ、23区での家庭ゴミ有料化の実施に向けて「区民に行動変容を促していきたい」と述べました。
小池都知事:
人口が減ると、ゴミも減るだろうと言われるんですが、それは逆でですね。むしろ、一人一人でこう一人住まいが増えると、ゴミの量は増えると言われているんですね。そういったことを逆算もしまして、いかにして排出ゴミの排出を抑制していくか、そのうちの一つが有料化ということもあるかと思います。
小池知事は、FNNの単独インタビューで、ゴミの排出量を抑制するため、都内で家庭ゴミの有料化が必要になるとの考えを示しました。
そのうえで、都内で家庭ゴミ有料化を先行実施している多摩地域で排出量が減少したことを踏まえ、23区での実施を視野に区民に対して行動変容を促していきたいと述べました。
小池都知事:
多摩の方はすでに有料化されておりまして、ゴミの少なさで言うと、全国でトップでもうすでにそういうふうになっています。都民の皆さんに、特に区部の皆さんには、行動変容を促していきたいと思っています。
東京都がごみを捨てられる最終処分場の容量が50年から60年後には限界に達するとみられています。