今年も残すところ2週間を切りました。
まさにいまは忘年会シーズン真っ只中ということで富山駅前も賑わっているようです。
*島田アナ
「富山駅前の飲食店が立ち並ぶ繁華街に来ています。19日は金曜日とあって少しずつ人が増えている様子です」
最新の忘年会事情、飲食店や県民に聞きました。
最大80人の宴会プランがある富山市の中華料理店。
コロナ禍以降大人数で入れる店が減ったこともあり、この店の予約の8割が団体客です。
今月は連日100人を超える予約でいっぱいで、個人の予約は受けられないほどの盛況ぶりだといいます。
*我家的厨房Big5 濱西吾一代表
「コロナ禍前よりも忙しい。12月の金曜・土曜の予約は10月中にほぼ埋まっている。だんだん早くなっている感じ」
今年特に感じるというのが忘年会の早期化。例年よりも1カ月ほど早く予約が入り始めたといいます。
この傾向はほかの店でも…。
*路地裏酒場 丸坊主 白倉彩英店長
「いつも12月ばかり忘年会の予約が多かったが、今年は11月から団体のお客様が多い。1カ月前倒しで予約が入ってきていると思う」
この店でも今年は11月頃から忘年会を開く団体客が多いといいます。
民間の信用調査会社の調べでもこの冬忘新年会を行う県内企業は57・13%と去年よりも増えています。
では、参加する人の本音は?街で聞きました。
Q.忘年会に参加する?
*20代 会社員
「参加します。職場の飲み会がすごく好き。たくさん話したい」
「自分より年上の人が職場に多い。ちょっと気を遣う。あまり参加はしたくないが、行けば楽しいので今年も参加する」
「参加はしたくない。飲みたくない人もいるが、飲まないといけない雰囲気がある。みんなが参加しないなら参加しない」
一方、40代、50代は?
*50代 管理職
「今年最後の飲み、最後のしめ」
*40代 管理職
「みんなで騒ぎたい」
40代 会社員
「100%参加しない。1人でまったりしたい。20代のころは強制参加という感じだった。今はそのような感じがなくなった」
若い世代は忘年会に抵抗があるとのイメージがあったのですが、聞いたところ、参加したい人・したくない人半々ぐらいの印象でした。
*阿部アナ
「ちなみに、新入社員の島田さんは参加したい?」
*島田アナ
「少し気は張るけど参加したい。学生時代をコロナ禍で過ごしたので、飲み会に参加するのは社会人になって初めて。新鮮で面白い」
こんなデータもあるんです。リサーチ会社が全国で行った調査では今年、職場の忘年会に参加したいと答えた人は世代別で20代がおよそ7割と最多。若い世代ほど積極的なんです。
そして、意外にも参加意欲が最も低いのが50代でした。
「飲み会のノリについて行けない」「ハラスメントにつながらないか、若い世代に気を遣ってしまう」との理由があげられたということです。