重要なのは“保管前の洗濯”と、“保管時の空気の循環”だ。

「汗や皮脂、食べ物の汚れなどはカビの大好物です。残ったまま保管してしまうとカビが生えやすいので、必ず洗ってから保管するように心がけてください。

また、羽毛に湿気が残っている場合も要注意。しばらく着ない場合は、洗濯後に乾燥機にかけてから保管するのがお勧めです」

ちなみに、クリーニング店に洗濯を依頼した場合はビニールなどを掛けて返されることが多いが、必ず外してからしまってほしい。

クリーニング店でつけられるビニールは必ず外す(画像はイメージ)
クリーニング店でつけられるビニールは必ず外す(画像はイメージ)

「汚れが付きにくいからと、ビニールやケースに入れたまま保管する人もいます。湿気ってしまいカビが生えやすくなるので、絶対に避けてください」

保管時は湿気に注意

また、保管時も湿度対策には注意してほしい。

「湿気を感じたらダウンを保管しているクローゼットなどの空気を入れ替えてあげてください。窓がない部屋の場合は、サーキュレーターなどを使って空気を循環させてください」

春から夏にかけては特に湿度が高いので、まめに空気を入れ替えてほしい。

「除湿剤などを使うのも効果的です。最近では置き型や吊り下げ、シート状などさまざまな除湿剤が販売されています。

ご家庭の環境に合わせた除湿剤を使いながら、定期的に空気を入れ替えればカビの発生がだいぶ抑えられるでしょう」

最近では吊り下げタイプの除湿剤も(画像はイメージ)
最近では吊り下げタイプの除湿剤も(画像はイメージ)

羽毛に対する知識が少ないからか、他の衣類に比べて洗濯の回数が少なくなりがちなダウン。洗って汚れを落としてから、湿気らないように保管するのが最良の予防法だ。

神崎健輔さん
神崎健輔さん

神崎健輔(かんざき・けんすけ)
28歳で脱サラ後、現在は実家の老舗クリーニング店「白洋社」部長、IT企業の株式会社「クラスタス」CTO、全国どこからでも受注が可能な宅配ネットクリーニングサービス「Nexcy」を開発しCTOを務める。「クリーニング師」の国家資格を持ち、「洗濯ハカセ」として家庭でもできる洗濯・シミ抜き術を発信する洗濯のプロフェッショナル。

プライムオンライン特集班
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