ウクライナ国営銀行は、ハンガリーで現金などを輸送していた車両2台が当局に押収され、職員7人の所在が分からなくなっていると発表しました。
ウクライナのシビハ外相は「違法行為」だと非難し、即時解放を求めています。
ウクライナ国営のオシュチャド銀行によりますと5日、ハンガリー国内で現金や金などを輸送していた車両2台がハンガリー当局に押収されました。
同行していた職員7人の所在がわからなくなっていて、連絡が取れない状態だということです。
銀行によりますと、車両は外貨や貴金属を運ぶ通常業務の途中で、約4000万ドルと3500万ユーロ、日本円で合わせて約126億円の現金のほか、9キロの金を積んでいました。
ウクライナのシビハ外相はSNSで、「人質を取り、資金を盗む行為だ」などとハンガリー側を非難し、職員の即時解放を求めるとともにEU=ヨーロッパ連合レベルでの対応を検討していると述べました。
ウクライナとハンガリーはEU加盟問題などをめぐって対立が続いていて、両国の関係がさらに緊張する可能性があります。