福井地裁に自己破産を申請していた福井市の岩永靴店が10月15日、破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。負債総額は約4600万円です。
民間の調査会社・帝国データバンク福井支店によりますと、1927年(昭和2年)に創業した岩永靴店は、福井市役所の近くに「リーガルシューズ福井店」を構え「リーガル」や「ハッシュパピー」などのブランド靴や服飾雑貨を販売。靴の修理なども手掛けていました。
しかし、集客力の低下などで売り上げが低迷し、2019年7月期には年間約3500万円の売り上げにとどまりました。その後も業績は改善せず、9月29日には事業を停止。10月3日に福井地裁へ自己破産を申請し、同月15日に破産手続き開始決定を受けました。
負債総額は債権者約20人に対し約4600万円です。
