シカやイノシシなどの獣による被害の救世主となるのでしょうか。6日、南越前町で新機能を搭載した強敵”モンスター”が始動しました。
      
山田千代記者:
「新たな動物追い払い機がこちらです。人が近づくと、大きな音を鳴らして威嚇します」
 
お披露目されたのは、オオカミ型のロボット「モンスターウルフ」による実証実験です。去年から獣害対策の専門家が中心となり自動運転ができるよう開発を進めてきました。  

今年は遠隔操作もできるようになりました。ランダムな動きを加えることで、より動物の撃退効果が高まるということです。
 
仁愛大学の安彦教授は「9月からカメラを設置していて連日シカが目撃されている。実験中にどれだけ減るのか、現れなくなるのか期待したい」と効果を期待しています。
  
南越前町では獣害に悩む町内の農家でも実験し、解決に役立てたいとしています。  

福井テレビ
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