【ジュニア女子】工藤緒心、お守りを力に
ジュニア女子は、東日本選手権に出場した上位6名が進出した。
工藤緒心(つぐみ)がホームリンクで初優勝となった。

地元八戸の地で迎えた今大会。ショートは『シンデレラ』を披露。シンデレラのストーリーを表現したプログラムを、伸びやかな滑りで魅せ3位につけた。
振付を担当した小松原美里さんとは、東日本へ向けてブラッシュアップをする予定だという。

一方、フリー『ウィキッド』の振付は、今大会のFOD配信でトークゲストを務めた本郷さん。今回試合前に、振付を担当した小松原さん、本郷さんからお守りにそれぞれのメッセージを貰ったという。

そのお守りを胸に挑んだフリーでは、冒頭3回転サルコーの3連続ジャンプを決めると、7本すべてのジャンプを着氷。
リンクメイトの大声援を受けながら終始スケールの大きい滑りを見せ、演技後はガッツポーズも飛び出す会心の演技となった。
今季は、全日本ジュニア出場を大きな目標に掲げる工藤。その出場枠をかけた東日本選手権へ、「自分を信じて頑張って滑ります」と前を向いた。