【ジュニア男子】武田結仁が2年ぶり制覇
ジュニア男子は東日本選手権に出場した上位7名が進出した。
優勝は武田結仁。

ショートでは、冒頭のトリプルアクセルを華麗に成功させ、出来栄え点1.33の加点がついた。続く2本のジャンプも決め、ノーミスの圧巻の滑りを見せた。
演技後には「トリプルアクセルは練習での成功率は高いが、試合ではなかなか決まらなかったのでホッとした」と、“恋愛”がテーマの『You Are the Reason』を大人の表現力で滑り、首位に立った。

フリーでは、大技トリプルアクセルを2本入れた構成に挑むが惜しくも転倒してしまう。それでも、力強く滑り切り2年ぶりの東北・北海道ブロック制覇となった。
3位には、堀野伊織。前日のショートでは、ジャンプの転倒が響き悔しい結果に。

「今日は今日。あしたはあした」と気持ちを切り替え臨んだフリー。プログラムは、昨季から継続の『WEST SIDE STORY』。
大技トリプルアクセルを着氷させ観客からは歓声が上がった。さらに手足を大きく使ったスケーティングで演技構成点はトップスコアをマークし、フリーのみで1位に輝いた。
去年の全日本ジュニアでは、ショートで思うような演技ができずフリーを通過することができなかった堀野。そのリベンジへ向け弾みをつけた。