【シニア女子】聖前埜乃華がV3
シニア女子は出場者4名のうち上位3名が東日本選手権へ出場を決めた。
優勝は聖前埜乃華(しょうぜん・ののか)。
ショートで披露したのは新プログラム『キダム』。憧れの本郷理華さんがかつて使用していた楽曲で、テーマは“不気味さ”だという。実際に本郷さんからアドバイスをもらう機会があり、振付に本郷さんのプログラムで使用していた要素がいくつか組み込まれている。

試合当日、FOD配信でトークゲストとして解説を務めた本郷さんも「自分の世界観に引き込む演技が印象的だった」とコメント。ステップシークエンスではその表現力で“不気味さ”を体現し、結果は2位。ジャンプにミスがあり、演技後は悔しさで涙を流していた。

前日の悔しさをバネに臨んだフリー。
地元・青森開催の今大会は「後輩の応援が力になった」と、持ち前のスピード感を活かした演技を披露。前半ジャンプが乱れるも、点数がアップする後半のジャンプをしっかりと決め逆転優勝を飾った。
シニアに上がった2022年から3連覇を達成。東日本選手権では「目標の、ショート50点・フリー90点で全日本を目指したい」と意気込む聖前。夢の舞台へ一歩前進となった。