プロとして新たな一歩を踏み出します。
島根県警に2025年春から採用された警察官が警察学校での約半年間の課程を終え、9月26日、卒業式に臨みました。

島根県警察学校・井上克徳校長:
「一戦に向かって大きく羽ばたいて下さい。活躍を期待しています」

9月26日に卒業を迎えたのは、2025年4月に採用された大学卒程度の初任科生24人で、これまで半年間、警察官としての基礎を学んできました。
式では、卒業証書の授与に続いて卒業生の代表が決意を表明しました。

卒業生代表・嘉本衣純巡査:
「一日でも早く県民に信頼される警察官になれるよう、一同努力していく所存であります」

卒業生は26日直ちに県内の警察署に配属され、現場での実践を経験したあと、2026年1月にもう一度警察学校に戻り、さらに高度な知識や技術などを学びます。

卒業生・北尾風馬巡査:
「住民の方々の役に立てるような警察官になりたいと思っています」

卒業生・山根示優巡査:
「女性警察官として、被害者の方に寄り添える警察官を目指しています」

島根県警によると、例年、新規採用者の1割程が警察学校卒業までに離職していくということで、警察学校では、厳格な教育を守りながらも入学生一人一人と向き合って、1人前の警察官としてデビューできるようサポートしていくとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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