群馬県前橋市の小川晶市長(42)が既婚の男性職員とラブホテルで10回以上面会していた問題で、市役所への問い合わせが相次いでいる。25日は590件の電話が寄せられ、ほとんどが苦情やクレームだったという。きょう26日は午前11時半時点で750件もの問い合わせがきている。

市によると、市長の問題に関する問い合わせは25日は590件で、批判的な内容が8~9割程度。「辞めてほしい」「説明すべき」などの苦情が多く、無言電話もあった。「がんばってほしい」といった激励の電話も少数ながらあったという。

26日は午前11時半までに前日を超える750件の問い合わせが寄せられており、苦情やクレームがほとんど。担当者は「(これだけかかってくると)電話対応をしている課は通常業務がなかなか難しいのではないか」と話した。

小川市長を巡っては、24日、市職員の男性と2人で複数回にわたってホテルを訪れたとする報道を受けて臨時の記者会見を開き、「男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動で、深く反省している」などと謝罪した。2人でホテルを訪れた点は認めたが、訪問目的は相談や打ち合わせと釈明した。

26日午後に、市議会で市長から一連の問題について説明するとみられる。

小川市長は大学卒業後弁護士として活動し、2011年に群馬県議選で初当選。4期目の途中で辞職し、2024年2月の前橋市長選挙で当選した。

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プライムオンライン編集部
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