北海道美唄市が発注した上下水道工事を巡る汚職事件で、収賄などの罪に問われた元課長補佐の男の初公判が札幌地裁で始まり、男は起訴内容を認めました。

 収賄などの罪に問われているのは、美唄市上下水道課の元課長補佐本田強志被告です。

 本田被告は市が発注した工事の入札情報を市内の水道設備工事会社に教える見返りに、およそ85万円相当の賄賂を受け取った罪に加え、工事費をおよそ707万円を水増し請求して市に損害を与えた罪に問われています。


 札幌地裁での初公判で、本田被告は起訴内容を認めました。

 検察は「4泊5日の沖縄旅行でファーストクラスの航空券を用意するよう要求する他、部下に架空の工事に設計を変更するよう指示していた」などと指摘しています。

北海道文化放送
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