福井市のかばん・雑貨小売業「ニュー・パワー・ジェネレーション」が福井地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。負債総額は約5100万円です。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、同社は1996年(平成8年)7月に創業し、2000年(平成12年)10月に法人化。福井市内の大規模商業施設に出店し、かばんや財布などの小物類、靴・衣料品、日用雑貨・家庭用雑貨品などを販売していました。
ピーク時には年間で約5000万円の売り上げを計上していましたが、テナント料などの資金負担が重く、販売不振も続いたことで、2015年8月期には売り上げが年間約3000万円まで落ち込みました。同年9月にはテナントを退店し、事実上の営業停止状態となっていました。
先行きが見通せないことから事業継続を断念し、今回の措置となりました。負債は債権者5人に対し約5100万円です。
