秋田県大仙市の県立農業科学館でダリアの花が咲き始めました。2025年は夏の暑さの影響で開花が遅れているほか、花も小ぶりですが、色とりどりの花々が例年と変わらない美しさで館内を彩っています。
大仙市の県立農業科学館では、40種180株のダリアが育てられていて、色とりどりに花開きました。
いまは二分から三分咲き。梅雨の時期の雨の少なさや夏場の暑さで花の生育が遅れています。
県立農業科学館・照井梓さん:
「気温が高温すぎて水をまいてもすぐに乾いてしまうので、多めに水をまくなど調節をした。ことしの天気はすごく読みづらく、雨も降らなかったので難しかった」
気象の影響で花は小ぶりですが、美しさは例年と変わりません。特に人気を集めているのが、大仙市オリジナルの花々です。
『紫銀乱』は赤紫の花びらと白い線で「大曲の花火」が表現されています。
県立農業科学館・照井梓さん:
「秋はダリアがたくさん咲くので、たくさん咲いたダリアの華やかさやバラも小ぶりではあるが落ち着いた色味のある花を咲かせているので、両方を楽しんでほしい」
ダリアの花は10月26日まで楽しめます。