17日の秋田県内は猛烈な雨に見舞われ、能代市では未明に1時間に100ミリに迫る雨が降りました。約30棟の住宅で浸水被害が確認されています。大気の不安定な状態が続いていて、18日にかけて土砂災害などに警戒が必要です。
午前6時ごろの秋田市は、風とともに雨が強まりました。
能代市では午前4時51分までの1時間に90.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上最大を記録したほか、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
この雨で、午後1時までに能代市など県北部を中心とした4つの市と村で、28棟の住宅の浸水被害が確認されています。
竹島知郁アナウンサー:
「午後3時前の能代市鰄渕、国道7号線です。10分ほど前から雨の勢いが強くなってきて、道路に水もあふれてきています」
この後も大気の不安定な状態が続く見込みで、18日午後6時までの24時間に降る雨の量は、沿岸・内陸ともに多いところで80ミリと予想されています。
秋田地方気象台は、18日の明け方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。