局地的な大雨で家や学校が浸水した際に備え、中学生と高校生が避難の仕方を確認しました。

浸水現場に見立てた秋田県八郎潟町のプール。17日、訓練に参加したのは五城目高校と八郎潟中学校の生徒、計48人です。

9月2日、三種町の山本中学校では、大雨で周辺道路が冠水し、生徒と教員が学校から帰れず一時取り残されました。

訓練ではこうした事態に備え、生徒が実際にプールに入って水中を歩く感覚を確かめました。スニーカーと長靴で違いはあるのでしょうか。

山崎友海也アナウンサー:
「長靴で水に入ると靴の中に水がたくさん入り込み、重くてとても動きづらい」

スニーカーの方が動きやすいことが分かりました。

また、砂や泥が交じって水の中が見えづらくなるため、杖やバットを使って足元を確認しながら慎重に進みます。

参加した生徒:
「あまり大雨で浸水した体験がなく、貴重な経験ができた。浸水時に役立てていきたい」

五城目警察署の南賢治警備課長は「大雨が降って道路が冠水すると避難することが難しくなるので、天気予報を確認するなどして、危険な状態になる前に避難してほしい」と呼びかけています。

秋田テレビ
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