季節外れの猛暑となった16日の福井県内。若狭町の田んぼでは三方小学校の5年生22人が稲刈りに汗を流しました。
三方小では15年ほど前から、学校近くの田んぼで児童に田植えから収穫までのコメ作りを体験させています。
特長は、三方湖のコイやフナの卵をふ化させ育てた稚魚を田んぼに放して雑草を食べさせる方法で、イネと一緒に魚が成長していく様子をゆりかごで育つ赤ちゃんに例え、収穫したコメは「ゆりかご米」と名付けています。
児童たちは「けっこう体力を奪われる。昔の人は暑い中ようやったなと思う」「暑い中、力を入れて引っ張るところがすごく大変。炊き立てご飯で食べたい」と話していました。
収穫したコメは、おにぎりにして全校児童で味わうということです。