東京電力福島第一原発の事故に伴う除染作業で出た土を再利用する工事が、東京・霞ヶ関の中央官庁で行われました。
今回再利用される「除染土」はあわせて43立方メートルで、霞が関にある環境省や厚労省など3つの庁舎の花壇に使用されます。
経産省では、クレーン車で除染土を花壇に運ぶ作業が行われました。
福島県外での再生利用は、2025年7月の首相官邸の前庭に続き2例目です。
政府は今後、他の省庁や地方の出先機関などでも再生利用を行うとしています。
中間貯蔵施設には、約1400万立方メートル、東京ドーム11杯分の「除染土」などが保管されていて、2045年3月までに県外で最終処分することが法律で決められています。
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