自転車のカゴから中学生の体操服を盗んだとして起訴された男の裁判が9月9日から始まり、男は起訴内容を認めました。
起訴されているのは焼津市に住む会社員の男(27)で、2024年3月、藤枝市にある学習塾に駐輪してあった自転車のカゴから中学生の体操服などが入ったトートバッグを盗んだほか、2025年4月にはマンションのベランダに干してあった体操服を盗んだ罪に問われています。
9月9日の初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で、検察側は男がスリルや達成感を味わうために10年ほど前から窃盗を繰り返していたと指摘した上で、盗んだ体操服を着用して自慰行為に及んでいたことや普段着として着用していたことを明らかにしています。
検察によると、男の自宅からは盗品と見られる体操服やチャイルドシートなど約540点が押収されていて、次回の後半ではチャイルドシートに関する窃盗について審理が行われる予定です。