福井県庁がある福井城址のお堀で、焼夷弾とみられる物が発見されました。警察から要請を受けた自衛隊が、現場で回収作業を進める予定です。
警察によりますと、5日午後0時20分頃、県職員から「焼夷弾のような物がお堀にある」と110番通報がありました。見つかったのは、直径10センチ未満の円筒状の金属とみられます。
現在、福井城址のお堀は復元工事の準備のために水が抜かれた状態で、発見当時は観光ボランティアガイドらを招いた見学会が開かれていました。
警察は自衛隊に協力を要請し、現場周辺を通行規制するなどして回収作業を進めることにしています。
